教員免許状は実際には数多く、何種類もの免許状があります。
では、なぜ免許状の数が多いのかというと、学校の分野によって求められる教師の能力が少しずつ異なり、ひとまとめにできないからです。
ですから、幼稚園教員免許状・小学校教員免許状・中学校教員免許状・高等学校教員免許状・養護学校教員免許状・聾学校教員免許状・盲学校教員免許状・養護教員免許状など、それぞれの学校や教師の分野によって教員免許状があり、各免許状を取得するために学ぶ専門分野は、各それぞれ異なります。
もしあなたが、小学校教員だけでなく中学校教員や高等学校教員の免許状も取得するならば、最初から複数の免許状を取得するつもりで勉学しなければならなく、学習する範囲や分野が増えます。
教員免許状の特徴を学校別に見てみましょう。
免許状 |
特徴 |
幼稚園教員免許状 |
免許状は教科ごとに分かれていません。 |
小学校教員免許状 |
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中学校教員免許状 |
数学・理科・国語・社会・外国語・音楽・美術など、
教科ごとに免許状があります。 |
高等学校教員免許状 |
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養護学校教員免許状 |
幼稚園教員免許状・小学校教員免許状・中学校教員免許状・高等学校教員免許状のいずれかの免許状を取得していないと、免許状が取得できません。 |
聾学校教員免許状 |
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盲学校教員免許状 |
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養護教員免許状 |
保健師や看護師の資格を取得している方は、免許状取得するための学習科目が少なくなります。 |