教員免許を取得しないと教師にはなれませんが、教員免許を取得できない方もおられます。
下記にあてはまる方は取得できません。
・18歳未満の方。
・現在の自分の判断能力が万全でなく、補佐人や後見人の支えが必要とされている方。
・高等学校を卒業されていない方。
(文部科学大臣により「高等学校を卒業したのと同等以上の資格をもっている」と認められた方は除きます。)
・禁固以上の刑に処された方。
・教員免許状の取り上げ処分を受け、まだ2年と経っていない方。
・日本国憲法施行後(1947年5月3日以降)に破壊活動を行う政党や団体を結成するか、またそのような団体に加入した方。
教員免許はどんな方でも取得できるわけではありません。
教員免許状を取得しても、採用試験を受験できない場合もあります。
採用には都道府県教育委員会や私立小学校等が選考を行うのですが、項目の中に「30歳まで」「40歳まで」など、年齢制限があります。
年齢制限は各都道府県や学校により異なりますが、一般的に30歳〜40歳です。
社会人になってから教員免許状を取得して教師を目指す方は、年齢のことも考慮して下さいね。
また、教師として勤務している方が他の都道府県に引越し、採用試験を受け直す場合等は、年齢制限も緩くなっているところもあります。
年齢的に気なる方は、各都道府県の教育委員会や私立小学校をインターネットで調べるか、問い合わせしましょう。